[PlayStation4]回線が遅いときの対策法とおすすめの回線について
今回はPS4においてオンラインモードで遊ぶ場合に回線が遅い場合の対応策について書いていこうと思います。
一瞬の隙も許されないゲームにおいて、ラグは命取りとなってしまい、自分だけでなく周りにも迷惑をかけてしまう可能性があります。
そんな状況にならないためにも、手軽にできる対処法もあるのでまずは試してみてください。
回線が遅い原因
回線が遅い理由としては無線の場合だと遮蔽物や他に電波を出す機器(電子レンジなど)が受信機と発信機の間にあると干渉されてしまい極端に回線速度が落ちる場合や、地域的に密集しており、回線が込み合ってしまう場合、ルーターや回線の速度がもともと高速なものに対応していない場合など様々です。
また、ルーターにはキャッシュ機能などのデータを蓄える機能があり長時間起動していると通信が遅くなる場合もあるので、その辺も踏まえて以下に遅くなった場合の対策法を書いていきます。
対策法
ではさっそく、手軽にできて直ぐに試して欲しい対策法を書いていきます。
ネットワークの設定
PS4のネットワーク設定を見てみましょう。
[ホーム画面]→[設定]→[ネットワーク]→[ネットワーク接続を設定する]を選びます。
Wi-FiとLAN接続のどちらの場合もカスタム設定を選んで、IPアドレスを自動、DHCPホスト名を指定しない、DNS設定は手動にします。
DNS設定に関しては、プライマリDNSを8.8.8.8、セカンダリDNSを8.8.4.4にしておきます。
PS4本体を再起動
長時間PS4を起動していたり普段からスタンバイモードで終了している場合は一度電源を落としてみましょう。
PS4の中で蓄電したり熱が籠ると通信の遅延だけでなく寿命にも影響するため一度クールダウンして放電することで改善します。
ルーターを再起動
先ほど述べた通り、ルーターには種類によってキャッシュと呼ばれる以前通信したデータを記憶する機能が備わっています。
多くの機器からのキャッシュを記憶しているとその分処理も遅くなるので、一度ルーターの電源を落としてリセットしましょう。
有線LANをブッ挿す♂
Wi-Fiで接続している場合は優先LANに変える事でも改善される場合が多いです。
無線で飛ばす場合は電波が拡散したり干渉することもあり、ノイズが生じ結果として回線速度の低下につながりますが、有線の場合は干渉が起こらないのでルーター側の期待通りの速度を出すことができます。
オンラインにおすすめのケーブルはカテゴリ7と呼ばれる最新の規格の物で、外部からの干渉を全く受けず、通信速度も最速の物があるのでまだ所有していない場合はそちらをお勧めします!
ルーターの位置を変える
ケーブルは届かない別の部屋にあるなどの理由がある場合は通信端末間で遮蔽物が極力ないようなポジションを選びましょう。
機器によっては横に電波が広がりやすい、縦に広がりやすいなど特徴があるので自宅のルーターの説明書を見てみると良いです。
解決しない場合は
上記の方法を試しても改善しない場合は機器や環境が悪い可能性があります。
多少出費は嵩みますが、その中でも極力低コストで改善できる方法をご紹介します。
ルーターを変える
まずはルーターを変えてみましょう。ルーターには複数の種類があり、個別の記事で紹介しているのでまずはそちらをご覧ください。
光回線に変える
ルーターはあくまで回線の通信を変換するものであり、大元の回線が遅いと最終的に通信が遅くなってしまいます。
川の流れで例えるなら下流がどんなに広くても上流が狭かったら下流に流れてくる水の量が少なくなってしまうようなものです。
一気に水を流したければ上流を広げる(=回線を早いものに変える)しかないので、ルーターを買い替えても改善しなかったり、すでに高速のルーターを使用してても改善されない場合は回線を疑いましょう。
回線にはADSLや光など、様々なものがありますがFPSなどの一瞬の隙も許されない場合は速度最優先の光回線一択になります。
今使っている回線が光でない場合、業者を通して工事が必要になるので、ここでは安心してお得に契約できる方法をご紹介します。
安心できる業者を選ぼう
光回線の業者は実にたくさんあり、ドコモやauなど大手の所から名前も知らないような小さな会社もあります。
安心できるのは大手一択で、名も知れないところだと通信速度の保証がないため、あまり知名度のない業者は選ばないようにしましょう。
また、一昔前は光回線の事業者とプロバイダと呼ばれる光回線をユーザとインターネット間でつなげる役割をしている会社が介入しており、ユーザ側で個別に申し込む必要がありました。
しかし最近では光コラボレーションと呼ばれるプロバイダ機能もまとめて取り持ってもらえるサービスが増えているので、極力面倒の少ない光コラボレーションに対応している業者を選びましょう。
安価な物を選ぼう
業者ごとに月額が異なり、選び方によっては年間2万円ほどの差が出てくるので料金を見極めてサービスを選ぶことも大事です。
その際下記の点にも注意しましょう。
- 割引率
- キャッシュバックキャンペーン
- 工事費
結局どれがおすすめ?
いくつか選び方のポイントを書いてきましたが、具体的にどれが良いの?という質問が飛んできそうなのでお答えします。
現在使用している携帯電話がau、docomo、ソフトバンクであれば該当する会社の回線を、それ以外の携帯を使用しているのであればソフトバンク一択です。
具体的な数値を出すと、それぞれの有名どころの利用料は以下の通りになります。
回線名 | 区分 | 金額(通常) | 金額(携帯利用時) |
auひかり | 光回線 | 6,000円~ | 5,100円~ |
ドコモ光 | 光コラボ | 5,500円~※ | 5,200円~ |
ソフトバンク光 | 光コラボ | 5,000円~※ | 5,200円~ |
フレッツ光 | 光回線 | 6,000円~ | – |
※工事費無料キャンペーン時
また、これらの金額は一戸建ての時のおよその金額であり、マンションの場合もう少し金額が下がります。
それぞれの回線にはお得なキャンペーンなどもあるので少し触れておきます。
auひかり
auひかりのキャンペーンとしてはキャッシュバック1万円に加え、契約するとPS4・Switch・新品パソコンのうち好きなのが1つ貰えます。
このページを見ていらっしゃる方はきっとPS4は持っているかなと思いますが、Switchも欲しいと思っている方や新品パソコンが欲しい方はこの機会が良いチャンスですよ!
ドコモ光
ドコモ光はキャッシュバック15,000円に加え、世帯でdocomoの携帯を使用している人数が多ければ多いほど割引率が高くなります。
サイト内に自分の契約状況を記入すればいくら安くなるかがわかるので、一度確認してみてください!
ソフトバンク光
ソフトバンク光ではキャッシュバックが33,000円と他社に比べて圧倒的に高い金額である事と、混雑時でも通信速度が落ちないことがウリとなっています。
ゲームでマッチングするのはみんながプレイする夜など限られた時間になり、その際に通信制限が入ってしまうとストレスの原因となるので、その状況を避けられる点ではソフトバンク光は最強だと言えます。
また、上記の表からも分かる通り、携帯契約会社が上記に挙げたいずれでもない場合はソフトバンク光が金額が一番安いためお得です。
WiMAXを使用する
数年で引っ越す予定だから工事はしたくない、工事の手続きが面倒と言った方にはもう一つオススメの手段としてWiMAXをご紹介します。
WiMAXの場合はルーターも回線工事も要らず、端末さえあればどこにいてもネットに繋げられるためPS4を持ち運んで別の場所で遊ぶ場合にも使えますし、携帯で通信制限を気にせず、月額さえ支払えば無制限でネットを閲覧できるなどの同時メリットも挙げられます。
WiMAXもいくつか取扱店があり迷うところですが、筆者が調べた限りではGMOとくとくBBが最もお得です。
月額が3,600円と光回線の契約と比べて安く、キャッシュバックが42,100円あるため非常にコスパの面で最高です。
通信速度は下りが440mbpsなので、光回線の1gbps(=1000mbps)よりは遅くなってしましますが、オンラインゲームは100mbps有れば十二分と言われているので特に支障はありません。
まとめ
今回はPS4の通信速度が遅い場合の対策方法をご紹介しました。
FPSやハンティングゲームなどの一瞬のラグが命取りになるゲームでは快適に遊べるように回線にも注意を払いたいので、ラグが気になる方は今一度設定環境を見直してみましょう。
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