PUBGにオススメのPC!コスパが良い物から高フレームレートの物まで
PUBGを始めたい、既にやっているけどなかなかパフォーマンスが上がらないと言う方は最初にゲーミングPCを用意する必要があります。
PUBGの様にとっさに判断してアクションを起こす必要があるゲームでは特に通常のPCでは遅延が発生し、なかなか相手に勝てない状況も十二分にあり得ます。
筆者も最初は業務用のノートPCで遊んでいましたが結果が付いてこず、思い切ってゲーミングPCに変えたらそれなりにスコアが上がったのでその時の体験も交えながら、PCの選び方なども書いていこうと思います。
PUBGに必要なPCのスペックは?
それではさっそく、PUBGに必要なPCのスペックを見ていきましょう。
冒頭でも触れたように、スペックが足りないと遅延が起こり相手に勝てないのはもちろんの事、モノによっては最悪動かない、すぐ落ちる等の弊害が発生するものもあります。
PUBGの最低スペック
まずはPUBGの最低スペックから見ていきましょう。
最低スペックなので「これがあれば十分」ではなく、「これがなければ動かないレベル」と覚えておいてください。
遊ぶときも決して快適とは言えず、最低限の機能で遊べると言った具合です。
項目 | スペック |
プロセッサー | Intel Core i5-4430 / AMD FX-6300 |
メモリー | 8 GB RAM |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 960 2GB / AMD Radeon R7 370 2GB |
ストレージ | 30 GB |
PUBGの推奨スペック
PUBGをストレスを感じないレベルで遊ぶための推奨のスペックです。
グラフィックメモリがGTX 1060、メモリも16GBとそこそこ高いスペックが必要ですね。
項目 | スペック |
プロセッサー | Intel Core i5-6600K / AMD Ryzen 5 1600 |
メモリー | 16 GB RAM |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 1060 3GB / AMD Radeon RX 580 4GB |
ストレージ | 30 GB 利用可能 |
ただし後述する144fps等の高フレームレートで遊ぶ場合はまだまだ快適とは言えず、高フレームレートのプレイヤーとマッチングするとどうしても勝てないので、可能であればさらに上のスペックを求めましょう。
フレームレートの違い
ここで改めてフレームレート(fps)について見てみましょう。
以下のgif画像は15fps、30fps、60fpsをそれぞれ比較したものです。
fpsは1秒間に何フレームの画像を表示しているかと言ったもので、144fpsになると144フレームを表示するわけになります。
高ければ高いほどヌルヌル動くためなめらかな表現が可能になってくるわけですね。
高フレームレートの特徴
改めて、高フレームの特徴を見ていきましょう。
エイムがしやすい
フレームレートが高ければ高いほど微細な動きも見やすくなり敵を見つけたりエイムを合わせやすくなると言った特徴があります。
特にPUBGでは先に相手を見つけられるかどうかがそのまま勝敗に直結します。遥か彼方から敵を見つけ狙い撃ち出来ればそれだけで差が出てくるのは明らかですね。
目や脳に優しい
高いフレームレートでプレイしていれば画面が滑らかに動くため目への負担が少なく、遅延によるストレスを感じないため脳にも優しくなります。
ハードゲーマーの方だと1日数時間~十数時間プレイすることも普通で、負担の蓄積具合も気になるポイントです。
高フレームレート対応のモニターも必要
PUBGを高フレームレートでプレイする場合、その出力に対応したモニターももちろん必要になってきます。
大抵のPCディスプレイのリフレッシュレートは60hzとなっており、それ以上のフレームレートを出すことは不可能です。
144hz対応のモニターなどは3万円超えも当たり前なので出費は痛いですが、持っておくとかなり変わってくることは間違いありません。
モニターに関しては別途、以下に記載しているので併せてご覧ください。
低フレームレートの特徴
次に、低フレームレートでプレイする点における特徴も見てみましょう。
費用を抑えられる
いちばんのメリットは費用を抑えられる点です。特にfpsはグラフィックメモリが関与してきますが、このグラフィックメモリもピンキリで高い物だと数十万、安い物だと数千円です。
推奨スペックの60fpsで遊ぶ場合は1万数千円で用意できるグラフィックメモリで十分対応できるのでお財布には優しいです。
パフォーマンスは出せない
どんなにプレイヤースキルが高くても60fpsで144fps環境でプレイしているプレイヤーと戦うとなかなか勝つのは難しいでしょう。
エンジョイ勢として遊ぶなら全く問題ありませんが、ガチ勢として勝ちを狙いに行くのなら決してオススメはできません。
PCのスペックについて
fps等のゲーム環境について紹介しましたが、PCのスペックについても改めて見ていきましょう。
特にPC購入後にパーツを変えてアップグレードしたい方や自作したい方は見ておくべきポイントになります。
CPU
CPUはコンピュータの脳に値する部位になり、演算処理を始め様々な制御を行います。
CPUの性能が低いと例えばゲームをプレイしながらボイチャをした場合に処理が止まってしまったり、複数のデバイスを接続したときに変な挙動を取ると言った予期せぬ結果を生んでしまう可能性があります。
価格的にはPCの中でも高い部類に入りますが、後述するメモリやストレージと比較しても増設できるものではないのであまりケチって良い部分ではありません。
CPUにはメーカ別に大きく分けて2種類、Intel社のCore iシリーズとAMD社のAMDシリーズがあるのですが、筆者はIntel教なのでそちらをメインに対応表を書いておきます。
CPU | 価格 | オススメ度 |
Core i9 | 60,000円 | ○ |
Core i7 | 45,000円 | ◎ |
Core i5 | 25,000円 | ○ |
Core i3 | 15,000円 | △ |
Pentium | 7,000円 | × |
Celeron | 4,000円 | × |
Core i5が推奨スペックとなっていますが、可能ならCore i7は欲しい、と言うのが本音です。
最近はCore i9も発売されておりかなりの処理能力を誇っていますがさすがにここまでくるとオーバースペックとなってしまい、何よりお金もかかってくるのでよっぽどな理由がない限りは用意する必要はないのかなと思います。
メモリ
メモリはよくコンピュータが作業する机の広さを表します。
このメモリも多ければ多いほど動作がスムーズになり、メモリ不足でゲームが止まってしまったり落ちてしまったりと言った事態を避けることが出来ます。
PUBGで快適にプレイするには16GBは最低でも欲しいところで、もし現在のPCがメモリ不足なら買い足すことをオススメします。
メモリを増設する場合はマザーボードにしっかり増設するスペースがあるかを確認したうえで規格(DDR○等)があっているかをしっかりと見ましょう。
最近では16GB(8GB×2)でも1万円以内で購入できるので、ケチらずに用意しましょう。
グラフィックメモリ
描画にかかわる処理はこのグラフィックボードが担当しており、高フレームレートで遊ぶ場合は特に注目すべきポイントです。
それぞれのグラフィックボードの価格帯や対応フレームレートは以下の通りになります。
グラフィックメモリ | メモリ容量 | 価格 | 低フレームレート(60fps) | 高フレームレート(144fps) |
RTX2080Ti | 11GB | 130,000円 | ◎ | ◎ |
RTX2080SUPER | 8GB | 80,000円 | ◎ | ◎ |
RTX2070SUPER | 8GB | 60,000円 | ◎ | ○ |
RTX2070 | 8GB | 50,000円 | ◎ | ○ |
RTX2060SUPER | 8GB | 40,000円 | ◎ | ○ |
RTX2060 | 6GB | 30,000円 | ◎ | ○ |
GTX1660Ti | 6GB | 29,000円 | ○ | △ |
GTX1660SUPER | 6GB | 25,000円 | ○ | △ |
GTX1660 | 6GB | 24,000円 | ○ | △ |
GTX1060 6GB | 6GB | 16,900円 | ○ | △ |
GTX1060 3GB | 3GB | 13,900円 | △ | × |
GTX1650 | 4GB | 15,000円 | △ | × |
GTX1050Ti | 4GB | 9,800円 | △ | × |
GTX1050 | 2GB | 8,300円 | △ | × |
GT1030 | 2GB | 3,000円 | × | × |
GT730 | 1GB | 1,000円 | × | × |
高フレームレートで遊ぶなら最低でもRTX2060は用意しておきたいですね。
ストレージ
データを保存しておくHDDやSSDなどをストレージと呼びます。
PUBGはマイクラの様にマップを作成したりキャラクターデータを保持するわけではないので通常のプレイでそこまで容量を食うわけではありませんが、SSや動画をよく保存する人はそれに合わせた容量を用意しておくことをオススメします。
また、ソフトウェアのDL用として30GB必要です(大抵のPCは満たしていると思いますが・・・)
PUBGにオススメのPC5選
前置きはこのあたりにして、実際にオススメ出来るPCを5つ紹介していこうと思います。
コスパを重視するならGALLERIA XT
CPU | Core i7-9700F |
メモリ | 16GB |
グラフィックメモリ | GTX 1660 |
ストレージ | SSD 512GB/HDD 2TB |
OS | Windows10 |
価格(税抜) | 129,980円 |
GALLERIA XTはCPUにCore i7を積んでおり、さらにはグラボはGTX 1660、メモリも16GBと、PUBGにおいて推奨スペックを満たしており、価格も税抜き13万弱と中々にコストパフォーマンスが良いPCです。
SSDを搭載しており非常に速いレスポンスでゲームをプレイすることが可能で、通常プレイでストレスを感じることは殆どないのではないでしょうか。
144fpsでプレイすると多少難しい点もあるので、そこだけ注意しましょう。人気製品であることもあり、ドスパラでもデスクトップPC売上第2位となっています。
実機レビューはこちら!
144fpsで快適プレイできる GALLERIA XF
CPU | Core i7-9700K |
メモリ | 16GB |
グラフィックメモリ | RTX 2070 |
ストレージ | SSD 512GB/HDD 2TB |
OS | Windows10 |
価格(税抜) | 169,980円 |
GALLERIA XFではfps144でも十分に遊べるスペックであるRTX 2070を搭載しており、一度購入したら向こう数年にわたって遊んでいけることが分かります。
Core i7でマルチコア搭載なのでボイチャや実況をしながらプレイしたい方にもおすすめですね!
コスパの良さも相まってこちらはドスパラ内で堂々の売り上げNo.1です。
実機レビューの記事もあるので、併せてご覧ください。
更に高スペック GALLERIA ZZ
CPU | Core i9-9900KF |
メモリ | 16GB |
グラフィックメモリ | RTX 2080 Ti |
ストレージ | SSD 1TB |
OS | Windows10 |
価格(税抜) | 279,980円 |
GALLERIA XFでも満足しない、と言う方はさらにハイスペックモデルであるGALLERIA ZZがあります。
ただほとんどのゲームでここまでのスペックを必要としておらず、現状では完全オーバースペックになってしまうことが予想されます。
今後はレイトレーシング対応のゲームやさらに高画質を必要とするゲームが登場することは予測されるので、それに備えて購入しておくのはありです。
ただ、その頃には各パーツもかなり安くなっているので今慌てて購入するのもどうなのかな・・・と思います。
10万円以内で!GALLERIA DC
CPU | Core i3 |
メモリ | 8GB |
グラフィックメモリ | GTX 1650 |
ストレージ | SSD 250GB |
OS | Windows10 |
価格(税抜) | 69,980円 |
10万円以内(5桁)で購入できるパソコンの場合、GALLERIA DCをオススメします。
こちらはCPUはCore i3、グラボはGTX1650とそこそこのスペックで、税抜き7万円弱のため、比較的手が出しやすいのではないでしょうか。
Core i3も4コア搭載したマルチコアなので、ゲームをしながら通話をしたり、動画を見ることも可能で、60fpsなら問題なく動くので、ガチを目指すのではなくあくまで仲間内でワイワイやりたい場合にお勧めです。
ノートPCなら!Razer Blade 15
CPU | Core i7-9750H |
メモリ | 16GB |
グラフィックメモリ | GTX 1660 Ti |
ストレージ | SSD 256GB/HDD 1TB |
OS | windows 10 |
価格(税抜) | 198,892円 |
ゲーミングデバイスでも有名なRazer社ですが、ゲーミング特化のノートPCも取り扱っています。
その中でもおすすめなのがRazer Blade 15になります。
GTX 1660 Tiを積んでおり、60fpsでもスムーズな動きを実現可能でメモリ、CPUの観点から見ても十二分なスペックになります。
やっぱり高機能+ブランドと言うだけあって非常にお高いですが、持ち運んで遊べると言ったデスクトップには無い強みがありますね!
PCを購入するにあたって
PUBG用のPCを購入するにあたって、よくある質問や注意点をいくつか紹介します。
中古のPCはアリ?ナシ?
よくある質問の一つとして中古PCはアリなのかナシなのかと言ったことを良く問われます。
メルカリだったり中古のPCショップで破格で売られているとついついそちらを選んでしまいたくなりますが個人的にはあまりお勧めできません。
理由としては2つあり、1つ目はジャンク品を含めパーツが消耗している可能性が高いことが挙げられます。
メルカリの場合、「動作確認済み」と書かれていてもそれが本当かどうか購入者が確認する術が限られており、数日数週間経過後に不具合が出始めることがあり、その頃には受取評価を済ませていてクレームも返品もできないと言ったリスクがあります。そうではなくても前の保有者が酷使していたため購入後半年経たずに故障したなんて例も聞きます。
また、もう一つの例として故障してしまった際にパーツの交換ができない場合もあります。古いマザーボードだとピンが合わずに新しいCPUやグラボを挿せない可能性も高く修理・増設が出来なくなってしまいます。
上記のような例からも、中古での購入は極力控えましょう。
PCって自作したほうが良いの?
PCは慣れてくると自作することも可能です。ただこの場合も組合せによって電源が入らなかったりピンが合わなかったり、規格が違って起動しないと言った症状が起こりえます。
従って初心者の方はまずは上記のある程度組み立ててある状態のPCを購入し、そこからメモリをちょっと増設してみる、グラボを変えてみると言ったように段階を踏んで慣れていくことをオススメします。
筆者も最初自作したPCはピンを折ってしまい数万円無駄にした経験があるので・・・。
他のゲームでも遊べる?
PUBGはゲームの中でも結構高いスペックを求められています。
そのため他のFPSを始め、TPSやMMOはストレスなく遊ぶことが出来ると思います。
一応該当するゲームの推奨スペックを確認したうえで選ぶようにすることが望ましいですね。
故障してしまったんだけど・・・
上記で紹介しているPCは1年ないし2年は保証期間です。その為万が一故障してしまった場合は問い合わせれば対応してもらえます。
保証書やレシートが求められることもあるので、そのあたりの重要書類はしっかりと管理しておきましょう。
併せて欲しい
今回はPCをメインに紹介させていただきましたが、それ以外にも揃えておきたいものをいくつか紹介します。
マウス
まず、PC版でのPUBGはマウスが必須です。
マウスにも種類はいくつかありDPIを調整できるものから重さを変えられるもの、ボタンが沢山ついているものなど様々です。
その中でも特にPUBGにお勧めの物があるのでそちらを以下記事で紹介します。
キーボード
マウスがあるなら当然キーボードも必要になってきます。
こちらも筆者は何種類も集めており、それぞれの利点や欠点を加味したうえでPUBGに合ったものを選んだので併せて読んでいただければと思います。
ヘッドセット
マウスとキーボードがあればもう十分?いえ、それは甘いです。
プロを目指すならヘッドセットも必須になってきます。
と思われるかもしれませんが、音が分かれば距離感や方角も分かるため特にFPSでは重要なポイントになってきます。そのあたりの内容も深堀して書いた記事があるので、併せてどうぞ!
PUBGにオススメのPCまとめ
今回はPUBGに向けたオススメPCとその選び方やスペックについて紹介させていただきました。
勝ち上がるために妥協できない部分はあるので、ケチらずに選んでいきましょう!
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