ニンテンドースイッチのプレイ動画(実況動画)の録画方法をAVT-C878を使ってご紹介
今回はスイッチの録画に関する記事になります。
スイッチはデフォルトでも録画機能が備わっており、一応録画をすることは可能です。
しかし録画時間は30秒と短く、Twitterに載せる程度ならそれで十分かもしれませんが実況動画や攻略動画には不向き(と言うか不可能)な仕様になっています。
時間に縛られず録画したい!自慢の美声も含めて実況動画を撮りたい!そんな贅沢な悩みを持つあなたに今回はAVT-C878をご紹介します。
Switchのデフォルト録画機能
まずはSwitchのデフォルト仕様としての録画機能をご紹介します。
録画方法
ヴァージョン4.0.0以降、左ジョイコンのキャプチャーボタンを長押しすると押す前の30秒間分の動画が遡ってSDカードに保存されます。
30秒と言う限定的な時間に加え、実は発売されているソフトでも対応、非対応があるので機能が追加された当初は「ほとんど意味がない」と言ったネガティブな意見があふれかえりました。
今後はアップデートで5分に伸びるといった声もありますが、それでも少し物足りないですね。
対応タイトル
現在録画に対応しているタイトルを一部紹介します。
- ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
- マリオカート8 デラックス
- ARMS
- スプラトゥーン2
- スーパーマリオ オデッセイ
追加されるタイトルは公式サイトから通知されるかと思いますが、既にリリースされているタイトルから見ても圧倒的に少ないことが分かります。
AVT-C878とは
簡単に言ってしまうとボタン一つで録画が出来てしまう優れモノです。
近年ではYoutubeやニコニコ動画(廃れ気味?)の登場により、作った動画を公開し共有する機会が増えてきました。
その中でゲームに関する攻略動画や実況動画の需要は高く、Youtuberを目指したり攻略動画の運営を行う際には動画を録画することは欠かせない手段になってきます。
ゲーム機デフォルトの機能だけでは撮影時間が限られてしまい、加えて肉声を入れることもまず不可能。
しかし、今回紹介するAVT-C878があればどんなゲームでも手軽にキャプチャーすることが可能で、初心者には敷居の高い編集や配信までもがラクラク出来てしまいます。
AVTの詳細は下表にまとめます。
メーカー | アバーメディア・テクノロジーズ株式会社 |
価格 | 19,743円(2018/4/6現在) |
発売日 | 2016/11/9 |
最大録画解像度 | 1080p@60fps |
入力端子 | HDMI |
できること
AVT-C878で可能なことは以下の通りです。
動画のキャプチャー
動画のキャプチャー(録画)ツールとして紹介しているので、出来て当たり前です。
キャプチャーした動画の保存先はPCとmicroSDカードを選ぶことができ、キャプチャーの開始も終了も真ん中の逆三角のボタンを1度押すだけで良いので使い方は非常にシンプルです。
実際に撮った動画を上げておきます。
このように30秒どころか、5分でも10分でもSDカードの容量が耐えられる限り撮り続けられます!
また、マイクを本体に挿すことで驚くほど簡単に声を入れることも出来てしまいます。
リアルタイムでの配信
公式サイトで配布されているソフト「RECentral」を使えばリアルタイムでの動画配信をすることが出来ます。
プレイ中のWebカメラでのプレイヤーの撮影や、マイクによる音声の追加も可能です。
ダウンロードは以下の配布サイトから出来ます。一番最新のものをダウンロードするようにしましょう。
動画の編集
先ほど紹介した「RECentral」を使えば既に撮影した動画を編集することも出来ます。
任意の箇所で切ったり、後付で音声を付け加えて実況動画にすることも出来ます。
音声を入れる場合はもちろん、プレイしながらリアルタイムで入れることも出来るので自分にあった方法で入れるといいでしょう。
最後に初心者が最も躓きやすいエンコードも自動でやってくれるので撮って編集して上げるだけと、超簡単に動画作ることも投稿することも出来てしまいます。
使い方
次に使い方をご紹介します。といってもそこまで難しいものでもないのでサクっと紹介してしまいます!
配線
まずは配線です。
家での実際の繋いでいる画像を上げたかったのですが、部屋があまりにも汚かったため図を使った説明になる事をここでお詫びいたします。
このように、ゲーム機とモニターの間にAVTを設置し、USBから電力を供給するといった形になります。
間に挟むだけなので配線は非常に簡単で、USBとHDMIケーブルに関してはAVTに同梱されているため別に買う必要はありません。
ボタン一つで録画開始
正しく配線され、AVTに給電されると真ん中のスイッチが青く光ります。
一度押すと赤く点滅し、点滅中は録画が正常に行われている証拠になります。
点滅が早くなったときはSDの残り容量が少ないので、一度動画を停止して撮った動画をPC等に映しましょう。
ランプが点灯しない場合は配線が失敗しており給電されていないので配線を見直しましょう。
ランプが赤のまま点灯は故障の可能性があるのでメーカーへの問い合わせが必要になります。(カードが壊れていても赤く点灯します)
動画の確認
録画が終わったらしっかり動画が撮れているか確認しましょう。
SDカードをPCに映して該当動画があれば録画が成功しています。
動画は容量が大きくなりがちで、SDからデータを写すだけでも時間がかかってしまうので小まめに映すように心がけましょう!
必需品
AVT-C878でゲームをキャプチャーする場合、ただただ動画を撮りたいなら付属のHDMIケーブルとUSBケーブルを使うだけなので問題ありませんが、音声を入れたい場合やプレイヤーを映したい場合はそれなりのツールが必要になります。
SDカード
SDカードは直接PCに録画する場合を除いて必須になります。
動画は思いのほか容量が大きく、1時間も撮れば10GB近くが簡単に埋まってしまうので余裕を持って大き目の容量を購入することをオススメします。
おすすめのmicroSDや、購入する時点での注意点などは下記のページでまとめています。
本格的に動画を撮りたい方は是非ご一読ください。
マイク
音声を入れたい場合、動画を撮りながら音声を入れたいのであればAVT-C878に直接、後から音声を付け加えたい場合はPCに挿して「RECentral」を起動しながら音声を入れるという形になります。
目立たないマイクであれば襟にとめる様な形のピンマイクを、利便性を求めるならヘッドセットのようなマイクを使いましょう。
Webカメラ
プレイ中のプレイヤー側の動画を世に晒したい場合、PCに元々カメラがついているなら問題ありませんが、ない場合はUSB等の外付けカメラを買いましょう。
度胸
顔出しでプレイ動画を配信するなら何よりも度胸が必要です。自分の姿が全国にブロードキャストされるわけですから。
完全顔出しが怖いなら下のようなマスクをつけてみてもいいかもしれませんね。
ここがすごい!AVT-C878
Switchの動画撮影にはAVT-C878以外にもいくつかツールはあります。
しかし、それでいてなお筆者がAVT-C878を進める理由を書いていこうと思います。
HDMIスプリッターが不要
スイッチを含め、最近のゲーム機ではHDCP保護と呼ばれるプロテクトがかけられており、ツールを挟んで画面出力する際はHDMIスプリッターが必要になってきます。
このHDMIスプリッターですが、単体で数千円する上に、動画を撮影する際に画質が落ちてしまうといったデメリットがあります。
しかし、AVT-C878を使用する場合は途中にHDMIスプリッターをかませる必要がなく画質の低下も起こりません。
HDMIケーブルも追加で買い足す必要が無いため、画質の面でもコスパの面でも最強卍です。
スイッチ以外のゲーム機にも対応
HDMIで出力するゲーム機であればスイッチに限らず録画が可能です。
筆者は最近PS4でMHWをプレイし、その動画も上げていますがこれらもAVT-C878で撮影したものです。
PS4は15分まで撮影が可能ですが、AVT-C878では相変わらず無制限で撮影できるので使い勝手良しです!
注意点
こんな便利なAVT-C878ですが、二つほど注意点があるので軽く流し読み程度で見ておいてください。
著作権について
一つ目はスイッチ、AVT-C878に関わらず、撮影した動画はゲーム制作会社の著作権に帰属する事を忘れてはいけません。
例えばNintendoSwitchの代表タイトルの一つ、星のカービィスターアライズのプレイ動画ををYoutubeに投稿すると以下のようなメッセージを受け取ることがあります。
このメールの内容自体はアップロード者を咎めるものではないのですが、例えば動画広告の収益が著作権のある会社に行ったり、必要があればアップロード者の意思に関係なく著作権を持つ会社が動画を削除可能だったりと言った内容を通知しているものです。
近年では実況動画を含め、販売促進効果や広告効果があるとのことで規制がゆるくなっている傾向にはありますが、会社からの指摘があった際はアップロードの禁止や動画の削除などと言ったリスクがある点は肝に銘じておきましょう。
個人情報について
一度ネットに出回った情報は完全に消し去ることは不可能です。
従って実況や顔出しプレイする際は身バレ、住所の特定などのリスクには細心の注意を払いましょう。
ゲーム実況に限ったことではないですが、自宅を特定され変なものを送りつけるといった嫌がらせをされたりストーカーされたりと言った事件も過去にはありました。
自分だけでも問題ですが、最悪の場合家族、友人が巻き込まれることもあるので個人情報の取り扱いには気をつけてください。
まとめ
今回は以前からちょくちょく話題にもあげていたAverMedia2(AVT-C878)の紹介でした。
ゲームのプレイ動画は人気がありすぐに人も集まるので、これを機に動画の世界に足を踏み入れると面白いかもしれませんよ!
また、スイッチを楽しくするグッズは他にも多々あります。
気になる方はこちらをご覧ください。
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