[NEMESIS]レビュー/見た目に違わない高冷却CPUクーラー
今回はRAIJINTEKから発売されているCPUクーラーであるNEMESISに関してレビューをしていこうと思います。
筆者はいくつかのPCを組み立てた経験があり、中にはクーラーの性能が悪くCPUが熱暴走を起こしてしまった経験もあるのですがこのクーラーに関しては熱暴走とは程遠いくらいに冷却性能が良いです。その反面、気を付けるべき点もあるのでその辺を詳しく紹介出来たらなと思います。
NEMESISについて
NEMESISの大まかな概要を説明していきます。
公式サイト
当CPUクーラーに関する公式ページは以下のURLからアクセスできます。
さらに詳しい情報が欲しい方は是非参照ください。
スペック
製品名 | NEMESIS / NEMESIS BLACK | |
型番 | 0R100001 [0R10A00001] / 0R100013 [0R10A00013] | |
寸法 [W×D×H] | 140×130×166.5 mm | |
重量 | 1050 g [本体] | |
熱抵抗 | 0.10 °C/W | |
ヒートシンク | 基材 | ニッケルメッキ銅ベース |
フィン材 | アルミニウム; はんだ付け | |
ヒートパイプ | スペック | Φ8mm |
数量 | 5 本 | |
ファン | 寸法 [W×H×D] | 140×150×25 mm |
定格電圧 | 12V(0.13 Amp) | |
始動電圧 | 10V | |
回転数 | 600~1000 R.P.M. [PWM] 1000 R.P.M. [w/o PWM] |
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ベアリング形式 | スリーブベアリング | |
エアフロー | 70.2 CFM [Max.], 1 ファン | |
最大静圧 | 0.9 mmH2O [Max.], 1 ファン | |
MTBF | 50,000 hrs | |
騒音値 | 23 dBA | |
数量 | 2 ファン | |
対応ソケット | Intel® | All Socket LGA 2066/201x/1366/115x/775 CPU (Core™ i3 / i5 / i7 / i9 CPU) |
AMD® | All AM4/AM3+/AM3/AM2+/AM2/FM2+/FM2/FM1 CPU |
パッケージ一覧
中に入っているのは以下の通りで、冷却が2つとヒートシンクがかなりの大きさを占めています。
サイズ・重量
サイズに関してはファンが直径約14cm、ヒートシンクが幅約18cmとかなり大きめで、CPUクーラーの中でも群を抜いての規格になります。
重量も全て合わせると1,050gとまさかの1kg越えです。
NEMESISの良い点悪い点
実際にNEMESISを使用してみて良かった点や悪かった点を端的に書いてみようと思います。
良い点
まずは良い点からです。
冷却力が非常に強い
筆者の環境はLGA1156のcore i7 870を使用しており、夏場ではCPU温度が80度近くまで上昇してしまい通常のcoolerでは全く効果を成さずに非常に危険な状態でした。
そんな中でこちらのクーラーに変えたところ、熱を約20度近く下げてくれ、熱暴走を起こさずに済んだため非常に助けになりました。
安い
大抵これほどの冷却能力のあるCPUの場合、相場として1万円は越えてもおかしくないかなと思えるのですが、NEMESISに関しては7,000円台で購入することが可能でコスパの面でも非常に優れています。
ただし、ショップによって値段は大きく変わるそうなので時期やタイミングを見て購入するようにしましょう。
悪い点
次に不便に感じた点や購入する際に注意する点をご紹介します。
干渉の可能性
NEMESISの高さは18cm程あり、大きめのPCケースでない限り干渉して蓋が閉まらなくなる可能性があります。
そのため使用できるケースが限られてしまうので、購入する前にしっかりとサイズを測り、余裕があるものを選ぶようにしてください。
重い
CPUクーラーだけで1kgを超えると言った異例の規格であり、付け方を間違えるとマザーボードを痛めてしまうこともあります。
手順としてはマザーボードをPCケースに取り付ける前に水平にした状態でCPUクーラーをとりつけるようにし、ヒートシンク上方からドライバーを差し込む形でねじを取り付けて行きましょう。
垂直のままクーラーを取り付けてしまうと思わぬ事故につながりかねません。
安く手入するには
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今回は冷却機能が高く、コスパも良いNEMESISに関するレビューになりました。
高性能PCを実現する際に熱暴走に不安を感じている方は是非試してみてください。
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